先日劇団青年座の芝居「みすてられた島」(作:中津留章二)を観てきました。 芝居の内容は近未来の「日本」だった、ある島の物語。 憲法を島民が四苦八苦して作ったり(作らざる負えなくなったり)、 国家とは、自治とは、などの大所高所からの視点も 垣間見せながら、 でもね。 そこで生きる人、活かさざる人の ごくごく個人的(だから普遍的)な ひとり一人の、 ものがたり(ひと語り)の 芝居でした。 で、感動したので、その原作本を購入しました。 したらね、これが良かった~。 原作がより良かった部分もあり(役者、もっとしっかりしろ!) もあり、 一方、 この退屈な個所が、芝居では ウォー「感動した~」 (役者、演出家、お見事!) もありのお芝居でした(^∇^) さて、本題(それとも蛇足?) 額装も、その元(作品)をそれ以上に 魅せることも出来ます。 その一方、台無しにもしてしまう、 事もあります。(残念ながら) でもね、それが(誠に勝手ならが) 私たち額装屋の、「遣り甲斐」 「冥利」ですと、共に そして「反省」、「慙愧」、 そして「進歩」「成長」です。 元(本)の心をシッカリと つかみ取り、 それを昇華し、 人々(世間)に 提示(開示)する、 それが 私たちの 仕事です。 (…大丈夫か~、俺。 こんな事、書いちゃて。)