埼玉詩人会様とは、この数年お付き合いをさせて頂いております。
そして毎年詩人会様が主催されといる『埼玉詩人賞』の額装をこの度も承りました。
額縁とマット、そしてプレートをご用意させて頂いております。

受賞された方には毎年、額装をした藍染作品を贈呈されるそうです。
原画:関根将雄様 染:新島大吾様原画:関根将雄 染:新島大吾

今年の受賞作品は里見静江様の『足もとの冬』という作品集です。

この物語が4月21日付の埼玉新聞に載っておりました。
心がジンと熱くなり、心動かす記事です。
以下に埼玉新聞社様からの許可を頂き、その記事のリンクを貼ります。

『夫倒れ入院…妻は面会禁止、探る最期の言葉 
見つめ合うことも叶わず夫天国へ 妻が最初で最後の恋文』
(埼玉新聞社 2023年4月22日 )


是非、お読みください。

簡単な内容としては、この度の受賞者里見さんが綴った詩は、
コロナ過で(面会もままならなく)逝かれた旦那様への感謝を歌ったものです。

この詩集のある一遍。
「不在となった男に一度だけ送ろう 
 書いたことのない恋文を 
 まためぐりあって 
 本の話をしましょう」
 (「恋文」)


受賞式は5月21日(日)に行われました。