『オレゴンからの風~Kevin Lee Clark展』

ひょんなご縁からアメリカ合衆国オレゴン州の版画家ケビン・クラークさんの展示会を雪山堂コルソ店で行う事になりました。 ケビンさんの奥様(ミユキさん)がこちら埼玉の方で、このご縁もあり開催の運びとなりました。 ケビンさんの画風は自然への愛情と心の優しさが滲み出ている、観る者の心をふんわりと包み込む様な作品です。

オーク材へのこだわり ケビンさんは日本の伝統的な木版画の技法で作品を作っています。 その殆どの作品の原版はオーク材を使っています。その理由はオーク材はとても硬くて彫るのに手間がかかりますが、その美しい木目は彼の作品になくてはならぬものだからです。 祖父から受継いだプレス機 又ケビンさんはアンティークなプレス機械を使っています。 1つは祖父から引き継いだ1887年式のプレス機です。こちらでは小さい作品を作っています。 もう一つもヴィンティージのロール式プレス機です。 また、インクはわざわざオランダ製の油性インクを使っているそうです。 その風合いが一番ケビンさんの欲する色が出るからです。

是非機会に、ケビンさん初の日本展示会にいらっしゃってください。 会期中は、たまにケビンさんもふらっと会場に来る予定です。

 

会期:2018年3月2日(金)から3月21日(水・祝) 場所:雪山堂ギャラリー(浦和コルソ4階) 費用は無料です。 Kevin Lee Clark 経歴 1964年アメリカ合衆国デラウェア州生まれ。 その後、カリフォルニア州にて育つ。 1989年にオレゴン州に移住 幼少期より母型の祖父ジョン・E・ケリーよりプレス版画技法を学ぶ。 1996年頃よりプロ作家として活躍。 2004年作品『Sun &amp Water』が認められスミソニアン博物館所蔵となる。 世界各地で個展を開催。 kevinさんの作品は▶︎▶︎▶︎▶︎

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