marimekko(マリメッコ)のファブリックパネル
お客様からのご依頼で、マリメッコの大判生地を パネルに仕立てました。 お預かりしたのは、マリメッコの代表的なウニッコ(ケシの花)模様の 生地2点で、赤と青の鮮やかな対比が素敵です。
まずは、生地のしわを伸ばします。 アイロンでワイシャツのシワを伸ばすように、若干の湿りを入れて 工房にある大きなアイロンでシワを取ります。
今回はファブリックパネルということで、 木製のパネルに生地を張り込んでいきます。
パネルに直貼りすると、生地の白い部分から木目が透けて見えたり 時間が経つにつれて、木のアクが出て生地にシミができてしまったりするので 厚手の丈夫な「鳥の子紙」を下張りしました。
鳥の子紙を張ったパネル 下準備が整ったら、シワを伸ばしておいた生地を 弛まないように張り込んでいきます。 (黙々と作業していたため、張り込み中の写真を撮り損ねました……!) パネルの角も丁寧に折り込みます。 裏面はこんな感じ。
紐で掛ける場合は画像のように取り付けます。 ただし、紐で吊るすとパネルが手前に傾いてしまうため 壁にピッタリつける場合は「直付け金具」というものを 用いると良いでしょう。
2枚ともパネルに仕立てたら、透明なビニールで綺麗に ラッピングして、お客様へのお渡しまで大切に保管しておきます。 当店では、額装はもちろん、布や写真のパネル仕立ても 承っております。 額縁に入れずに作品を飾りたいという方でも、安心して ご相談くださいませ。 ご来店、お問い合わせお待ち申し上げております。